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昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)
「全市一斉地場産給食デー」で鯛めしを味わう新道小の子どもたち=19日、同校 (2024/11/20)
マーチング演奏などが披露された比角小創立150周年記念式典=15日、アルフォーレ (2024/11/19)
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高浜小統合は引き続き検討
市教育委員会は21日、学区等審議会(会長=遠藤元男・新潟産大教授、委員数18人)の今年度第7回目の会合を市役所分館で開いた。2点の諮問事項をめぐって慎重な協議を行い、このうち、高浜小の統合は全市的な観点から引き続き検討を進めるとした。また、田尻小の一部学区の変更は妥当でないと判断した。27日、高杉志朗・市教育委員長に中間答申として提出する。
諮問事項は「高浜小の荒浜小への統合の可」「田尻小の一部学区(茨目町内会の区域)を比角小校区に変更の可」で、前回審議会の2003年10月に答申されたが、市町合併後の推移を見ることで未実施になっており、今審議会で再検討が求められていた。
21日の会合では、委員が自由に意見を交わした。高浜小の統合では「地元の気持ちも分かるが、小規模校では集団の中で『個』が育たない。子どもの教育のためにも、統合はやむを得ない」「荒浜小だけでなく、選択肢を広げ、全市的な中で学区の再編を検討してはどうか」などが出された。
これを踏まえ、中間答申では「高浜小の統合は可とするが、統合先は引き続き検討」とする考えをまとめた。この理由として、「高浜小の08年度の児童数は13人で複式3学級編成。今後も児童数の増加見込みはなく、複式学級の解消、適正規模の観点から統合が適切」とした。
(2009/ 1/22)
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