海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)
昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)
「全市一斉地場産給食デー」で鯛めしを味わう新道小の子どもたち=19日、同校 (2024/11/20)
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広域柏崎地域の観光復興戦略の策定を目的に、柏崎地域観光復興推進協議会(内藤信寛会長)は26・27日、日本観光協会(中村徹会長)の協力を得て、全国で活躍する観光関係の有識者による視察・懇談会を市内で開いた。観光復興推進協と日本観光協会は1年契約を結び、共同で戦略を策定して一部を来年度に実施したい考えだ。
参加者は望月照彦・多摩大経営情報学部教授を座長に、関幸子・秋葉原タウンマネージメント専務、青山佳世・フリーアナウンサー、柳健一・博報堂業務推進グループアカウントディレクター、丁野朗・日本観光協会研究所長のほか、日本観光協会スタッフなど計7人。観光復興推進協からも内藤会長ら役員3人が加わった。
26日のぎおん柏崎まつり大花火大会の観覧に続いて、27日、コレビレ3館や観光交流センター「夕海」など観光関連施設と名所などを視察。六宜閣で懇談会を行い、観光の復興について意見交換した。参加者は観光資源の豊かさには共通認識を示しながらも、夏に集中している観光の在り方にさまざまな新しい考え方を示した。望月教授は「ニューツーリズム」から発展した「ツーリズムニュー」に「オールド」を加えた「ツーリズムオールドニュー」を提唱。隠されている地域の文化の水脈に焦点を当ててみてはと述べた。夏の花火も、製作過程を知る企画を組めば冬のツアーにもなりうるとした。
(2009/ 7/29)
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