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中越沖地震で被災した刈羽村の住民が26日、中越地震で被害の大きかった小千谷市塩谷地区を訪れ、昨年来の交流を温めた。
塩谷は全世帯が仮設住宅生活を余儀なくされた。児童3人が亡くなり、錦鯉(にしきごい)の池や水田の9割が被災した。昨年秋の刈羽村の行事に鯉こく用の鯉、激励メッセージを送った。メッセージでは「幸いなことは集落の人たちが同じ仮設住宅で暮らせたこと」と復興におけるコミュニティーの大切さを訴えた。
3月末には塩谷地区の14人が村の仮設住宅を訪問。今回は村から約30人が訪れ、3カ月ぶりの再会を喜んだ。村民がちまきをみやげに作って持っていったところ、塩谷も山菜料理とちまきを用意し、待っていた。
塩谷は地震前の49世帯が20世帯になった。集落再建で行事に取り組み、外部との交流に努めている。関邦宇区長(65)は「私たちは小さな地区だが、気持ちだけは負けないようにやっている。大勢の人との交流が元気のもと。これからも仲良く茶飲み友だちになりたい」と呼び掛けた。地元の関要作さん(66)は「協力し合わないと、地区は運営できない。前よりまとまりがよくなった。県外との交流ではコメの売り方も勉強になる」と話した。
「世帯が半減したと聞き、身につまされた」と村の参加者。互いのちまきを手に取り、「すげの縛り方1つでも土地によって違うものだ」と感想。「今度は一緒にちまきを作りましょう」と約束し、別れを惜しんだ。
(2008/ 6/27)
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