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今年もイルミネーションが点灯されたJ―フォレスト遊歩道。青や白、オ レンジ色の光が輝き、寒空の中、ホッと心豊かに包んでいる=市内駅前1、 植木組 (2024/11/28)
JBA公認のD級審判に認定された鏡が沖中3年・嘉瀬志音君 (2024/11/27)
たわわに実るバナナ。強風でハウス倒壊寸前の危機などのアクシデントを 乗り越え、開設5周年を迎えた。右は霜田真紀子副社長=市内荒浜2の農 園「シモダ・ファーム」 (2024/11/26)
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文化財たちの「復興」特別展が10日から
未曽有(みぞう)の被害をもたらした中越沖地震から3年。被災民家から受け入れた民具資料などを展示する「文化財たちの『復興』」が10日から、市立博物館と柏崎ふるさと人物館で始まる。両館では地震直後から市内各地で文化財の救出活動を行っており、多くの市民から託された「家々の文化財」の一部を展示する。会期中、18日には三井田忠明・前博物館長の講演会もある。
博物館では、地震から5日後の2007年7月21日に、最初の搬出依頼があった。損壊を受けた座敷に飾られた扁(へん)額、和時計などの引き取り依頼で、以来、被災家屋の解体、片付け作業が進むにつれ、資料類を引きとってほしい、一時預かってほしいなどの連絡が相次いだ。
この年の年度末まで、現場で作業を行った件数は約60、民家、寺社などからの寄贈、寄託、一時預かり点数は約5000。普段は講演や会議などに使う会議室を仮置き場にし、陶磁器、木喰(じき)仏、天神像、大久保焼きなどが次々と集まった。
同展では、博物館で民具、古文書、写真、書画軸、石仏、土器など、人物館でびょうぶ、漆器、古文書など合わせて約200点を並べる。
(2010/ 7/ 7)
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